こんにちは、natsuです。
今回は、原田ひ香さんの大人気小説『古本食堂 新装開店』の舞台となった東京都千代田区の神保町の聖地巡礼をしてきたので詳しくご紹介します!
『古本食堂 新装開店』の単行本の発売日は、2024年6月14日ですので、発売から約2年が経過しており、2026年7月15日に文庫本も発売されました。
💡【古本食堂新装開店 神保町聖地巡礼】現地で分かった要点
- 所要時間:約2〜3時間(ランチ・カフェ休憩含む)
- 歩行距離:約2km(平坦で歩きやすいコンパクトなコース!)
- おすすめスタート地点:神保町駅
- 見どころ全10スポット:いもや / 豊前うどん武膳 / 狐兎 / 新世界菜飯 / 澤口書店 など!
- おすすめ訪問曜日:「月〜土曜日」
- 訪問時期の注意:支払い方法が現金のみのお店が多いので、必ず現金の用意をお願いします!
実際に訪れることができる!『古本食堂 新装開店』聖地巡礼スポット10選
巡礼前に小説をしっかり読んでおくと、実際の店舗を見た時の感動が倍増です
ここからは、実際に私が訪れた10の聖地スポットをご紹介していきます!
神保町の聖地スポットはどれも徒歩数分圏内にキュッと集まっているので、このマップを見ながら気になる順番で巡ってもOKです。
💡 マップと目次について
マップのピン番号は、記事で登場するスポットの順番と一致しています。
【マップ①】 天ぷら いもや:行列必至!滋郎と珊瑚が味わう絶品「天ぷら定食」

「今日の昼、いもやに行かないか」
あんたの映画の話を聞いていたら食べたくなったんだよ、と笑う。
「いいですね。天ぷらの方ですか」
いもやには、天丼とてんぷらととんかつの店がある。
古本食堂新装開店 P89より引用
とんかつ・天丼の名店「いもや」は、惜しくも2018年3月31日で閉店してしまったので、現在は「天ぷら いもや」のみの営業となっています。

お店は11時30分開店です。余裕を持って11時04分に着きましたが、その時点で20人待ち。待ってる間に2名が向かい側の餃子定食専門店に移動したので、列の19番目で開店を待ちました。
この日は、5分早く、11時25分に開店。11時半時点で私の後ろにさらに6名並んでいました。
12時10分店内に入れました。1時間6分並びました。
店内には3名分の待ち椅子があり、12時15分に席へ着くことができました!


滋郎と珊瑚も食べた天ぷら定食を注文。(1,100円)

皿の上には、海老、イカ、キス、カボチャ、春菊・・・の天ぷらが山盛りになっていた。それにやはり山盛りのご飯、そして、味噌汁。
味噌汁が少し変わっている。豆腐とわかめの味噌汁なのだが、二センチ角ほどの豆腐がびっしりと、半丁というのは大げさだとしても、三分の一丁くらいたっぷりと入っていて、これだけでお腹がいっぱいになりそうだった。
古本食堂 新装開店 P92より引用
もう、この通りでした!天ぷらの具材も同じでしたし、味噌汁、ご飯の印象も同じです。
そして、、、本当に本当に美味しかったです!!!
追加で食レポするなら、てんつゆに着目!てんつゆは、大根おろしがとにかくたっぷり入っています。たっぷり入った大根おろしのおかげもあり、天ぷらにつゆがとても絡みます!
天ぷらの衣はさくさくというよりふわふわ。ふわふわの衣に天つゆが絡んで、本当に本当に美味しく、あっという間に完食しました!並ぶ価値あり!!絶対に後悔しません!本当におすすめです。
【マップ②】 山の上ホテル:珊瑚が東山を想う歴史あるクラシックホテル

ここは山の上ホテルの小さなバー。たくさんの著名人たちがこのバーの止まり木に座ってきたはずだ。
古本食堂 新装開店 P203より引用
ここで東山さんが怪我をしたことを珊瑚はLINEで知り、そばにいられないもどかしさを感じます。
好きな人と一緒にいられなくて、なんの人生なんだろうか。
古本食堂 新装開店 P209より引用
この一文がこの時の珊瑚の心の中をあらわしていますね。
楽しみに山の上ホテルに向かったのですが休業中でした。
2024年2月13日より当面の間全館休業中ということです。2027年夏頃にリニューアルオープンするようです!
【マップ③】 なかや蒲焼店:第五話の舞台!おしゃれに改装された老舗うなぎ店
第5話のタイトルにもなっているお店です。

「神保町の鰻と言ったら、『なかや』だろう」
神保町には何軒か老舗のうなぎ屋さんがあるけれど、『なかや』は最近、きれいに改装して、その味はそのままにとてもおしゃれになった。女性が一人でも明るくて入りやすい店だ。
古本食堂 新装開店 P220より引用


確かにとてもおしゃれな外観になっている。中の雰囲気まではわからなかったけど、女性一人でも入りやすそうな雰囲気は感じられました!
小説内では、辻堂社長と珊瑚が二人でご飯を食べにいき、辻堂社長が今後の人生どうしようかと珊瑚に相談するようなシーンが描かれています。辻堂社長の話を聞いて、珊瑚も考えるところがあったんだろうな、と思いました。
【マップ④】 メナムのほとり 神保町本店:第四話の舞台!移転リニューアルしたタイ料理店
第四話のタイトルになっているお店です。

お昼ご飯、食べてから店に行きますが、珊瑚さん、何か買っていきますか?「メナムのほとり」に来てるんですけど。
創業1989年「メナムのほとり」。
食べログより引用
すずらん通りへ移転し、完全個室3部屋を備えた新店舗としてリニューアルしました。
リニューアルオープン日:2026年3月18日
入店はせず、外観を確認。とても綺麗な外観だなと思っていたら、こちらも、今年の3月にリニューアルオープンしたばかりでした。
創業1989年ということで、37年の歴史があるお店ですね!
お店だと千円以上するんですけど、お弁当なら七、八百円でも食べられるので・・・
古本食堂 新装開店 P174より引用

とありましたが、テイクアウトの情報は見つけられませんでした。しかし、近年の物価高の影響で、値上げしている感じはありました。
【マップ⑤】 Highlands Bar:今本さんが経営を引き継いだ文学講義の舞台

小説内の原田ひ香さんと今本義子さん(神保町の子供の本の専門店&カフェ、ブックハウス店主)の特別対談内で書かれていました。今本さんが経営を引き継がれたようで、文学講義などをしていたそうです。

【マップ⑥】 Gallery&Cafe Bar Klein Blue:昼はカフェ、夜は文壇バーに

神保町には、『クラインブルー』もあるじゃないですか。昼はカフェですけど、お酒も出していて、夜はちょっとバーになる。あそこは文壇バーじゃないんですか?」
古本食堂 新装開店 P213より引用
珊瑚が一橋出版の編集者である麦田さんにしている質問に登場するクラインブルー。
実店舗もしっかり存在していました。
【マップ⑦】 澤口書店:建文が美希喜に本をプレゼントすると約束した古書店

「ほら、前に澤口書店の二階に欲しい本があるって・・・これから時々プレゼントするって約束したのに」
・・・
澤口書店は神保町の靖国通りにある、大きな古書店だ。
古本食堂 新装開店P283より引用
美希喜の欲しい本がここにある、その本を当てる!と建文が言っていた古書店です。
【マップ⑧】 新世界菜館:最終話の舞台!建文と美希喜が訪れた中華料理店

最終話のタイトルになっているお店。
珊瑚が北海道に戻ってしまい、落ち込んでいる美希喜を元気付けようと建文と美希喜で訪れた中華料理店。
【マップ⑨】 豊前うどん 武膳 神田小川町店:第三話の舞台!珊瑚おすすめのごぼう天うどん

第三話のタイトルになっているお店。


この店は珊瑚さんに紹介された店だった。
「豊前うどんって知ってる? 美希喜ちゃん」
「豊前・・・・・・九州の上の方ですよね?福岡と大分の間ですか」「そうそう。その豊前のあたりのおうどんみたいなの。とてもおいしかった。上にのったごぼう天がさらにおいしくて」
古本食堂 新装開店P142より引用
美希喜が珊瑚に紹介してもらったお店。
ごぼう天がとても美味しそうに描かれているので、ぜひ行ってみたいと思いました!
支払いは現金のみのようです。
【マップ⑩】 狐兎(こと):美希喜お気に入り!京都のおばんざいと日本酒の店

その日の夕方、あたしたちは神保町の「狐兎」というお店にめずらしく二人きりで訪れた。狐兎は京都のおばんざいと日本酒を取りそろえている店で、繊細な料理がどれもおいしい。美希喜ちゃんが建文君に教えてもらったらしく、最近のお気に入りのようだ。
古本食堂 新装開店P61より引用
鷹島古書店の内装をどうするのか、珊瑚と美希喜で話し合ったシーンで使われていました。

外観の雰囲気だけですが、とっても素敵ですね!
【注意】作中に登場するけれど「架空の場所」5選
- 鷹島古書店:珊瑚と美希喜が働く古書店
- ブックエンドカフェ:鷹島古書店の隣にあるカフェ
- 汐留書店:鷹島古書店の隣にある古書店
- キッチンさくら:戸越銀座にあるとされるお惣菜屋さん
- 文壇バーH:美希喜、建文、奏人の3人で訪れたバー
『古本食堂 新装開店』聖地巡礼を100%楽しむための巡り方アドバイス
今回は神保町のモデル店舗10箇所をじっくり巡りました!コンパクトな街の中に古本食堂の世界がありました。また作品には出てきませんが、古書店も数多くあり、作品の情景を思い浮かべながら歩く時間はとても楽しかったです。
最後に、実際に巡って分かった「これから聖地巡礼に行く人が知っておくべき注意点」をまとめます。
💡神保町聖地巡礼のチェックリスト
- 日曜日は定休日のお店がある。
- 狭い路地や地図を確認しながら歩くため【スマホのモバイルバッテリー】があるとより安心
- 2〜3時間じっくり歩くため【歩きやすい靴】で出かけよう
- 小説を事前に再読しておくと、何倍も感動できる!
- 支払い方法が現金のみのお店が多いので、必ず現金の用意をお願いします!
巡礼前に小説をしっかり読んでおくと、実際の店舗を見た時の感動が倍増です
▼ 前作『古本食堂』に登場するお店を巡った記事もぜひ併せて読んでください!

▼ 読書好きの方には、鎌倉を舞台にした文豪・小説巡り記事もおすすめです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!



