毎日届く通知、スクロールし続けるSNSの画面。便利さの反面心や頭が疲れ切っていませんか?
そんな夜は、試しにスマートフォンを別の部屋に置いてみてください。そして、1冊の本を手に取り、その世界に深く潜ってみる。本の中の世界に没頭し、思いっきり泣いてください。心がちょっと軽くなるはずです。
今回は、仕事や日常に疲れを感じているあなたへ、心が温かい涙で満たされる「本当に泣ける小説9選」をご紹介します。デジタルから離れ、自分だけの特別な読書時間を過ごしてみませんか?
1. 『ツバキ文具店』/ 小川糸
こんな人におすすめ
- 手紙や言葉の温もりに触れたい人
- 人とのつながりや優しさを再確認したい人
- 鎌倉が好きな人
- 日々の忙しさから離れて心を癒やしたい人
鎌倉の古い文具店を継いだ主人公・ポッポちゃん。彼女の裏稼業は、大切な気持ちを代わりに届ける「代書屋」だった。様々な事情を抱えた依頼人との交流を通し、彼女自身も成長していく。
手紙というアナログな媒体を通じて描かれる、相手を想う純粋な気持ちに胸が熱くなります。SNSの即時的な言葉に疲れた心へ、じわじわと染み渡る優しい感動を届けてくれる一冊です。
続編の『キラキラ共和国』『椿ノ恋文』も合わせて読んで欲しい作品です
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2. そして、バトンは渡された / 瀬尾まいこ
こんな人におすすめ
- 温かい感動や優しい気持ちになりたい人
- どんでん返しや謎解きを楽しみたい人
苗字が何度も変わった優子は一見複雑な家庭環境で育ったかわいそうな子と思われがちですが、優子自身そんなふうにかんじたことはないのです。
優子が育っていく中で登場する、手料理やスイーツ、そして子供への思いが少しも薄められない親たちのバトン。血のつながりを超えたあったかい家族のつながりをぜひ体験してください。
特に、パパママさんにおすすめの作品。号泣必須の名作です。
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3. 食堂かたつむり / 小川糸
こんな人におすすめ
- 読書で癒やされたい人
- 世界中のおいしい料理や食べ物の描写が好きな人
- 「食べることは生きること」をしみじみ感じたい人
- 人生のどん底から立ち上がるお話が読みたい人
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、すべてを失った倫子。ものだけでなく、声も失ってしまいます。
山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始めます。一日一組のお客様だけをもてなす決まったメニューのない食堂。さまざまな悩みを抱えたお客様が倫子のもとにやってきます。
4. 傲慢と善良 / 辻村深月
こんな人におすすめ
- 恋愛や婚活、結婚に対してモヤモヤを感じている人
- 人間のリアルな心理描写やミステリー要素を楽しみたい人
マッチングアプリで知りあった婚約者の坂庭真実が忽然と姿を消した。西澤架は彼女の足取りをたどる中で、真実の本当の姿を知る。架自身も自分では気付けなかった己の「傲慢」さと向きあうことになる。
多くの現代人が抱える”闇”を浮き彫りにさせられる物語。かなり心エグられた作品。
5. ライオンのおやつ / 小川糸
こんな人におすすめ
- 大切な人との関係や人生の終わり方に向き合いたい人
- 心に染みる優しい物語で癒やされたい人
- 日常の当たり前を大切に感じたい人
- 読みやすい本を探している人
人生の最後に食べたいおやつは何ですか?33歳の若さで余命を告げられた主人公の海野雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことに決め、本当にしたかったことは何かを考えます。
そのホスピスでは毎週日曜日、入居者が最後に「もう一度食べたい思い出のおやつ」をリクエストできます。
おやつや個性豊かな入居者たち、スタッフ、そして島の人々との交流を通じて、自分の人生を見つめ直し雫は心を癒やしていきます。
6. 博士の愛した数式 / 小川洋子
こんな人におすすめ
- 心温まる優しい物語が読みたい人
- 数学や数字の美しさに触れたい人
- 人間関係の絆や家族の形に関心がある人
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた。記憶力を失った博士にとって、私は常に”新しい”家政婦。博士は”初対面”の私に靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。10歳の息子も加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。悲しくて温かい愛の物語。
7. 汝、星のごとく / 凪良ゆう
こんな人におすすめ
- 切なくも深い恋愛小説・人間ドラマが読みたい人
- 家族の問題や「毒親」との関係、ヤングケアラーなどのテーマに心当たりがある・考えたい人
- 2023年本屋大賞受賞作や、話題作・ベストセラーを読んでおきたい人
風光明媚な瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)と母の恋愛に振り回され転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人が恋に落ちるのに時間はかからなかった。ときにすれ違い、ぶつかり、成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けた著者がおくる、あまりに切ない愛の物語【2023年本屋大賞受賞作】
8. 空、はてしない青(上下巻)/メリッサ・ダ・コスタ / 訳:山本 知子
こんな人におすすめ
- 日常や将来に不安や孤独を感じている人
- 「今を生きる」ことについて考えたい人
- 心から泣ける感動のストーリーを求めている人
- 2026年翻訳小説部門第1位受賞作や話題の本を読んでみたい人
「若年性アルツハイマーと宣告された男性、26歳。人生最後の旅の道連れ募集」。エミルは病院と周りの同情から逃れるため、旅に出ることにした。長くても余命2年。同行者を掲示板で募集したところ、返信が届いた。「高速道路の三番出口で待ち合わせしよう。こちらは、つばの広い黒い帽子にゴールドのサンダルに赤いリュック。どう?」。現れたのはジョアンヌと名乗る小柄な若い女性。自分のことは何も語らない。2人はとりあえず、ピレネー山脈に向けキャンピングカーで出発することにした。それは、驚くほど美しい旅の始まりだったーー。
9. 流浪の月 / 凪良ゆう
こんな人におすすめ
- 世間体や「当たり前」に疲れている人
- 綺麗事だけで終わらない、歪みや痛みを伴う人間関係に惹かれる人
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
まとめ
今回ご紹介した9つの作品はどれも読みやすいので、読書を始めてみたい!という方にもおすすめです。
▶︎ 『ツバキ文具店』の聖地巡礼はこちら

最後まで読んでいただきありがとうございました。


